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時代の一歩先を歩くベンチャーネットのビジネスブログ:17年07月09日

33-08

あたくしの友達の父親が亡くなった。

友人のパパが病気で入院したのは最近のことで、
けれど、先月、病状は悪化し危篤となり、
一週間後に、亡くなられたのだ。

その7日間、
友達はずっと病床で父親を看病していた。
兄弟の中で、唯一、自由が利く職業だったから、
それは本当に幸運だったと言いながら、
本当に貴重な1週間だったと話してくれた。

仲間のお父さんは、自ら事業を興した人だった。
とても苦労をした人だったという。
そして、一心に仕事をする人だったという。

友人もまた、自ら事業を興し、
仕事を一生懸命やってきた。
その原点は、やはり親父だった。

1週間の間、あらためてそれを思い出した。
そして、パパが今までしてくれたこと、
自分達にかけてくれた愛情について思い出し、
どれほど親父が愛を持って接してくれたかを感じたそうだ。

それは、
パパにお礼が言いたいという
思いになっていった。
けれど、なぜか言えない。
どうしてか言葉にできない…

「ありがとう」
それが言えたのは、
心音が消えたその瞬間だったそうだ。

友達の話を聴きながら、
もし、自分の父親が倒れて、
その最期を看取ることになったらどうするだろうと思った。

そんなこと、具体的に考えたことがなかったことに
ボクは気がついた。

おれのお父さんは、愉快な人だし、
話す時は大変饒舌になるが、
自分の真の心の内を語ることは少ない人だ。

お父さんが今まで苦労してきたこと、本当に辛かったこと、
そして、おいら自身が今まで生きてきて辛かったこと、してほしかったこと…
そうした会話をきちんとしたことは一度もなかった。

時代の一歩先を歩くベンチャーネットのビジネスブログ:17年06月09日

2017.06.09

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33-10

我が家の宝物。
それは、一枚の写真です。

わたしが生まれてから五日目、
病院から帰ってきて初めて、
我が家のお風呂に入った時の写真です。

父に抱かれたおれ、
三歳のお兄さん、七歳の姉、九歳の兄、
みんなで湯船につかったカメラ目線で笑っています。
撮ってくれたのは母です。

俺がお風呂に入った後、
お兄さんや姉貴が、「私も」「僕も」といって、
次々にお風呂へ入ってきたそうです。

その写真の日から、
あたしのこの家での、
祖母を含めた家族七人の毎日が始まったのです。
 
そんな七人家族の我が家で大切にしてきたのは
一緒に食べる事をすることです。

お父さんもママも仕事を持っていて、
毎日忙しいのですが、料理が大好きで、
休日の夕方は二人で台所です。

お兄さんや姉が部活動で少々遅い日の夕食も、
模試の日の8時食も、できる限りみんなそろって食べてきました。

みんなで話したいことがたくさんで賑やか、
次に話したい人が手を挙げたり、
途中で突然自分の話をし始めた人を「話泥棒」と呼ぶ言葉が生まれたり、
おいしいごはんを食べながら笑い合ってきました。

昼間にちょっとぐらい嫌なことがあっても
その日の夕方食の時間でリセットできたように思います。
 
その後、
三人の兄貴や姉貴は就職や進学で我が家を離れ、
去年の四月から四人兄弟の中のミーだけがこの家にいます。

お父さんも母親も祖母も、
「静かだな」「ご飯作りすぎた」「洗濯物が減ったね」と
何だか寂しそうです。
ぼくも何か足りないようなあるべきものがないような…
そんな気持ちです。

一緒にいること。食べること。
家族がつながることの原点はここなのかもしれませんね。

前を見て進んでいく力は、
家族が共有する時間が与えてくれるのではないか…と
ぼくは今改めて家族の有り難さを思っています。

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